先日曙ブレーキ工業の方とお話をしているときに、FASTECH360の話になった。この記事の通りに現在試験走行が行われているが、振動計測に曙ブレーキの加速度センサーが使われているそうだ。
----------------------
車内の揺れ対策として、加速度センサーで揺れをとらえ、それを抑える装置など最先端の技術を導入した。JR東日本の遠藤隆・技術企画部長は「揺れや車内の騒音は、現在の新幹線とほぼ同じレベルまで抑えてきた。今後2年間は、沿線の騒音対策が中心になる」と話す。
----------------------
東海道新幹線は路肩が弱い、カーブが多い、住宅密集地が多いなどの問題から現在の最高速度 270km を大幅に上げることは難しい。一方東北新幹線は現在新青森までの工事が進んでいるが、その先は函館まで行き、最終的には札幌まで行くだろうと予想されている。その先を作ることは、神戸空港を無理矢理作る体質から言ってもあり得ない話ではないが。
以下は別のブログからの転用だが、
新幹線鉄道計画徹底ガイド、新幹線編の32,124ページあたりを見ると、東京<-->札幌は、
時速 260km で 4時間50分
時速 360km で 3時間20分(ホームの高速通過が出来れば)
時速 400km で 3時間 (ホームの高速通過が出来れば)
になっている。
ところで、加速度センサーをRC造建築物などの耐震診断に使おうとしたら、様々な事情から中止になったとか。要するに以前の自民党の武部幹事長の発言と一緒だが。