大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Intel® Parallel Studio 2018 Update3 登場 その9

Haswell 世代の CPU も加えてみましたが、BroadWell から Skylake のところ急激に性能が上がっていることがわかります。 SDPARA の方は OpenBLAS 0.3.3dev と OpenMPI 3.1.1 との組み合わせですが、遅すぎるので何か起きてますね。。。 ◯問題1:Be.1S.SV.pq…

AIRC 地理情報科学研究チームと社会知能研究チーム

産総研-東工大 OIL では以下の AIRC チームからの参加者も増えていく予定です。 産総研 AIRC 人工知能研究センター 地理情報科学研究チーム あらゆる情報は、「いつ」「どこで」という時空間情報にタグ付けされています。こうした多種多様かつ膨大な地理空間…

「Windows 95」がアプリとなって登場

「Windows 95」がアプリとなって登場 1995年8月24日にMicrosoftがリリースしたOS「Windows 95」は20年以上も昔のOSですが、世界的に知名度が高く、ウェブブラウザ上で動作させたり、Apple Watchにインストールしてみたりと、その人気ゆえかさまざまなプラッ…

計算資源 : ABCI

計算資源 : ABCI ABCIは1088台の計算ノード、10台のマルチプラットフォームノード、22PBの大容量ストレージシステム、ノード間およびストレージシステムを接続する高速なInfiniBandネットワーク、それらを管理するサーバ群とネットワーク機器で構成されます…

GTC Japan 2018 講演内容変更

大規模 AI クラウド計算システム「ABCI」と新産業アプリケーションの開発 藤澤 克樹 産総研・東工大 実社会ビッグデータ活用 オープンイノベーションラボラトリ(RWBC-OIL)ラボ長 ID: 2018-1075 タイプ: テクニカル セッション 部屋: 1F: Room 1 - 1 日時: 9…

Chainer 4.3.0 と imagenet

以下の環境で実験してみました。 train_imagenet.py に以下の部分を追加しました。 ws_size = 1024*1024*1024 chainer.cuda.set_max_workspace_size(ws_size) trainer.run() ◯ Chainer 4.3.1 + CuPy 4.3.0 + cuDnn 7.1.3 ◯ Tesla V100 : FP32 $ time python …

九大スパコン ITO 民間利用

民間利用 九州大学情報基盤研究開発センターでは、イノベーション創出を推進し、わが国の産業振興に寄与するため、保有する研究用計算機システムとその上のアプリケーションプログラムによる大規模計算サービスを民間企業に提供しています。 民間利用の詳細…

cuDNN 7.2

cuDNN 7.2 を導入してみました。 What’s New in cuDNN 7.2? Deep learning frameworks using cuDNN 7 and later, can leverage new features and performance of the Volta architecture to deliver up to 6x faster training performance compared to Pasca…

ユーザー参加型+有機的連携によるAI技術の社会実装

人工知能技術コンソーシアム ユーザー参加型+有機的連携によるAI技術の社会実装 次世代の産業・生活インフラを支えるAI技術の出口戦略 シーズ/データ/ニーズをマッチングさせた実証事業と知識・データの水平展開 ビジネスへの適用を前提とした実践的なワー…

「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」第2回勉強会

「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」第2回勉強会 ■柏の葉IoTビジネス共創ラボとは 「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」は、IoTの普及を目指す「IoTビジネス共創ラボ」(事務局:日本マイクロソフト株式会社 幹事企業:東京エレクトロン デバイス株式会社)の地域グルー…

Panasonic Laboratory Fukuoka 訪問予定

8月後半に以下に訪問してきます。。。 福岡事業場に共創の場「Panasonic Laboratory Fukuoka」を開設 パナソニック株式会社は、「知」と「知」を織りなし、パナソニック創業の精神である「周知を集め」、新たな価値を生み出すことを目的に、福岡県福岡市に…

柏の葉スマートシティ

柏の葉スマートシティ 世界の未来のために、この日本が託された課題の解決に向けて、私たちは街づくりのテーマを3つ掲げました。 この地球にどこまでもやさしい「環境共生都市」。 豊かな自然環境を地域資源として、環境やエネルギー問題に応え、災害時にも…

ABCIグランドチャレンジ2018(第2回)

ABCIグランドチャレンジ2018(第2回) 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)は、莫大な演算能力によりはじめて可能になる人工知能分野の最重要課題への挑戦を支援するため、AI橋渡しクラウド(ABCI)で「ABCIグランドチャレンジ」プログラム…

Intel® Parallel Studio 2018 Update3 登場 その8

前回の続きです。この問題での高速化は Intel コンパイラで起きている現象で、gcc では見られません。 ソフトウェア SDPA 7.4.1 ◯問題:Be.1S.SV.pqgt1t2p.dat-s icc 18.0.3 + Intel MKL 2018.3:248.78s gcc 4.8.5 + OpenBLAS 0.3.3.dev : 550.74s gcc 4.8.…

Intel® Parallel Studio 2018 Update3 登場 その7

前回の実験の続きです。量子化学系の問題(1と2)だけ異様に Skylake が速いことがわかります。 ソフトウェア SDPA 7.4.1 ◯問題1:Be.1S.SV.pqgt1t2p.dat-s 計算サーバ1:248.78s 計算サーバ2:601.23s ◯問題2:N.4P.DZ.pqgt1t2p.dat-s 計算サーバ1:…

ABCI特別セミナー「AIとどう向き合うか」

ABCI特別セミナー「AIとどう向き合うか」 特別セミナーの趣旨 人工知能技術(AI)が近年急速に発展し、自動運転や故障予測だけでなく、次々に新しい応用領域が開発されている。また、毎日、新しい学習手法がWebで公開され(主に英語圏)、常に最新技術にキャ…

コンテナサポート:ABCI

コンテナサポート : ABCI 2つのコンテナエンジンをABCIでサポート Docker: 最も多くのユーザが利用 Singularity: ローレンスバークレー国立研究所で開発され、HPC分野での利用が拡大中 コンテナをベースとしたソフトウェアエコシステムの活用 グローバルコミ…

河川の水位予測の数理モデリングと精度検証

河川の水位予測の数理モデリングと精度検証 Mathematical modeling and accuracy verification of river water level prediction ※ この研究集会はマス・フォア・インダストリ研究所 共同利用研究の公開プログラムです. 開催期間 2018年9月3日(月) - 7日(金…

Intel® Parallel Studio 2018 Update3 登場 その6

Haswell 世代の CPU も加えてみましたが、BroadWell から Skylake のところ急激に性能が上がっていることがわかります。 ソフトウェア SDPA 7.4.1 ◯問題1:Be.1S.SV.pqgt1t2p.dat-s 計算サーバ1:167.72s 計算サーバ2:243.35s 計算サーバ3:600.78s 計…

ポスト「京」開発状況について

ポスト「京」開発状況について CPUの試作チップが完成、機能試験を開始 富士通株式会社(代表取締役社長 田中達也、以下「富士通」)と理化学研究所(理事長 松本紘、以下「理研」)は共同で、文部科学省がスーパーコンピュータ「京」(以下「京」)の後継機…

HPE HPC & AIフォーラム 2018

HPE HPC & AIフォーラム 2018 ~HP-CAST Japan~ 開催日: 2018年9月7日(金) 開催時間: 10:00~19:00(受付開始:9:30) 会場: 赤坂インターシティカンファレンス 4F 主催: 日本ヒューレット・パッカード株式会社 協賛: インテル株式会社、エヌビディ…

Intel® Parallel Studio 2018 Update3 登場 その5

やはりこの種類の問題は Skyelake の方がかなり速いようです。。。 ソフトウェア SDPA 7.4.1 ◯問題1:Be.1S.SV.pqgt1t2p.dat-s 計算サーバ1:167.72s 計算サーバ2:243.35s 計算サーバ3:600.78s ◯問題2:N.4P.DZ.pqgt1t2p.dat-s 計算サーバ1: 605.06…

Intel® Parallel Studio 2018 Update3 登場 その4

新マシン Skyelake 搭載が来ましたので、実験を追加しました。。。 NH3+.2A2".STO6G.pqgt1t2p.dat-s の計算が異様に速くなっています。。。 ソフトウェア SDPA 7.4.1 ◯問題1:karate.dat-s 計算サーバ1 gcc 4.8.5 + OpenBLAS 0.3.1.dev : 106.90s icc 18.0…

数学・数理科学 4 研究拠点合同市民講演会

数学・数理科学 4 研究拠点合同市民講演会 AI社会の基盤は数学! 主催: 情報・システム研究機構統計数理研究所 明治大学先端数理科学インスティテュート 京都大学数理解析研究所 九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 開催日 平成30年11月3日(土・祝) …

「柏の葉スマートシティ」の挑戦

IoT事業創造の一大拠点に――「柏の葉スマートシティ」の挑戦 2005年のつくばエクスプレス開業から開発が始まった柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)。都心からも近いこの地で今、IoT/AI関連企業を集めて新産業を創出するための環境づくりが進められている。 …

九州大・伊都キャンパスへ鉄道延伸案

九州大・伊都キャンパスへ鉄道延伸案 JR筑肥線・波多江駅から延伸、糸島市が調査結果まとめる 九州大学の伊都キャンパスへの移転が今年秋に完了します。そんな九大伊都キャンパス(福岡市西区・糸島市)への交通アクセスについて、糸島市は「JR波多江駅との…

ABCIグランドチャレンジ2018

ABCIグランドチャレンジ2018 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)は、莫大な演算能力によりはじめて可能になる人工知能分野の最重要課題への挑戦を支援するため、AI橋渡しクラウド(ABCI)で「ABCIグランドチャレンジ」プログラムを実施し…

フィンランドの首都を丸ごと3Dモデル化

フィンランドの首都を丸ごと3Dモデル化、行政が主導する意外な理由 フィンランドの首都ヘルシンキで、この都市のバーチャルマップを制作するプロジェクトが行われています。3Dコンテンツを手掛けるUmbra社と共同で行う取り組みは、“ARクラウド”の時代に向け…

Society5.0を支える革新的コンピューティング技術の創出

Society5.0を支える革新的コンピューティング技術の創出 1.目標名 Society5.0を支える革新的コンピューティング技術の創出 2.概要 自動運転、知能ロボット、スマート工場などに代表される「超スマート社会(Society5.0)」の実現には、エッジ~大規模シ…

第25回ITS世界会議コペンハーゲン2018

第25回ITS世界会議コペンハーゲン2018 コペンハーゲン市は2025年までに世界でもっともCarbon Neutralな首都になることを目標に、交通安全や環境・渋滞対策に取り組んで成果を上げています。専門家同士のネットワークにより知見を深め、日ごろの取り組みを披…