大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

AIST SOA 仮想クラスタシステム

AIST SOA 仮想クラスタシステムが安定したら導入してみようと思っているが、そろそろいいのだろうか。何故導入するのかと言われても面白そうだからというのが一番の理由だ。Online Solver で並列計算の指定を受けたら専用の仮想クラスタシステムを作って、そこで並列計算するということを考えたのだが、ディスクあたりに高負荷がかかって結局性能が出ないのではないかという考えもある。昔は SCore を用いていたが、普通にジョブマネージャーを動かした方が効率がいいのかもしれない。

知識循環型サービス主導アーキテクチャ

 産総研では、仮想化技術の活用をさらに一歩進め、データセンターの計算機資源を依頼に応じて柔軟に利用できるようにすることを目標に「AIST-SOA仮想クラスタ管理システム」の開発を進めています。このシステムは、利用者からの依頼に応じて予約ベースで仮想クラスタを構築して提供する機能を実現します。 具体的には、利用者はまずWebインタフェースを使って、利用する計算機資源の量(CPUの個数、メモリー容量、ディスク容量など)と構成情報、その占有時間を指定して予約します。予約開始時刻が近づくと、システムは予約内容に基づいて、VMware Server 1.0またはXen 3.0の仮想計算機、VLAN、iSCSIストレージなど必要な計算機資源を生成して確保した後、OS・アプリのインストールと設定を行って、利用者に提供します。これまでにシステムに必要な要素技術の開発がほぼ完了し、プロトタイプシステムが稼動、 SC|06やComSys2006など国内外の会議でもデモンストレーションを行っています。今後はシステムの完成度を上げ、実用化に向けて実際のデータセンターと協力して実証実験やソフトウェアの改善を行っていく予定です。