「データ戦略をAI戦略へと拡張していく新たなフェーズに入る」──ストレージ/コンピュートの分離やマルチクラスターシェアードアーキテクチャを特徴に持つクラウドDWH「Snowflake」。2025年8月1日に開いた日本法人の説明会では、同日に社長執行役員に就任した浮田竜路氏が今後の注力領域を説明。AIの民主化や安全性の確保、ユースケースの拡充などを掲げている。また、前社長取締役の東條英俊氏も登壇し、2019年の日本法人立ち上げからの歩みを総括した。
「Snowflake」は、ストレージ/コンピュートの分離やマルチクラスターシェアードアーキテクチャといったモダンな仕組みが特徴のクラウドデータウェアハウス(DWH)である。米国での創業は2012年、日本法人の設立は2019年とDWHベンダーの中では後発に属するが、多種多様なデータとクラウドネイティブアプリケーションを扱うプラットフォームとして急成長し、広範な業種で支持を集めている。