九州大学箱崎キャンパスにおける土壌汚染調査の結果について
本学は、箱崎キャンパスの移転に伴い、同キャンパス旧工学部2号館跡地において土壌汚染 調査を実施したところ、下記の表に示すとおり、調査箇所の一部で土壌汚染対策法に基づく指 定基準を超える水銀・砒素・鉛・六価クロムが検出されましたので、平成28年6月27日に 土壌汚染対策法第14条(※1)に基づく区域の指定を行うよう福岡市へ申請いたしました。
このことにより、旧工学部2号館跡地については、今後、福岡市から土壌汚染対策法に基づ く区域の指定を受けることとなります。
今回の調査結果を受けて、大学構内で現在使用中の井戸水及び境界付近に新たに設置したモ ニタリング井戸の地下水の調査を実施しましたが、有害物質は検出されておりません。また、 当該汚染箇所は工事用仮囲いで区画し、シートで覆うなどの処置をしており、土壌が飛散する 可能性が極めて低く、周辺の生活環境への影響はないものと考えております。