大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

1月 IMI Colloquium 再掲載

1月 IMI Colloquium

日時:2016年1月20日(水)
16:45-17:45

場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 ウエスト1号館 4階
IMIオーディトリアム(W1-D-413)(円形階段教室)

講師:宮崎 知明 氏 (MSI株式会社 技術顧問)

講演タイトル:数理計画法システム進化の歴史とLocalSolver最新動向

講演要旨:
1960 年代に、数理計画法システムが商用化され、現在に至っている.私は 1974 年に富士通株式会社に入社し、数理計画法システムを中心としたOR分野の研究開発、顧客支援に携わってきた。1980年当時、LP計算は大型計算機センターで利用されるのが普通であったが、メインフレームが自社に導入されるようになり、LP計算がベンチマークの主役になったケースもある。その当時のLP計算では、ホストコンピュータのCPU使用率が 90 %以上に達することもあった。 1000 式のLPモデルの実行に数時間かかることもあり、今とは隔世の感がある。当日の発表では、数理計画法システムの進化の歴史を振り返るとともに、次世代の数理計画法システム:LocalSolverの概要を紹介する。