大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

WOO 第4回研究会

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-☆☆☆- WOO 第4回研究会 -☆☆☆-
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日 時 : 2015年11月28日(土) 13:30~18:00

会 場 : 東京理科大学神楽坂キャンパス3号館5階第1演習室 http://www.tus.ac.jp/info/campus/kagurazaka.html

ホームページ: http://dopal.cs.uec.ac.jp/okamotoy/woo/

講演者:
講演者1:小野 峻佑 氏 (東京工業大学情報工学研究所)
題目:信号処理・画像処理における凸最適化
概要:近年、凸最適化技術の一種である近接分離最適化 (proximal splitting methods) が様々な信号処理・画像処理問題に応用され、注目を集めている。本講演では、代表的な近接分離最適化手法をいくつか題材にし、その理論的背景と実際の応用 事例を紹介する。
講演者2:佐藤 一宏 氏 (京都大学大学院情報学研究科)
題目:制御分野に現れるリーマン多様体上の最適化問題
概要:制御の目的は適切な入力を加えて所望の出力を得ることである. 制御の分野では, その目的を達成する制御器の設計問題をある凸最適化問題に帰着させることがよくある. 制御対象が小規模なシステムでは帰着した凸最適化問題を解くことで所望の制御器が得られるが, 大規模なシステムの場合には帰着した凸最適化問題が現実的な時間で解けないことがある. そこで大規模なシステムに対してはモデル低次元化を行い, 小規模なシステムに近似するということがよく行われる. 本発表ではモデル低次元化問題がリーマン多様体上の最適化問題に帰着できることを解説し, 具体例を用いて既存法と発表者らの提案法の比較も行う.