大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

仮想クラウド環境と SDPA オンラインソルバー


そろそろ SDPA オンラインソルバーの次期システムを考え始めている。まずソルバーの特徴だが、以下のようになっている。

1: SDPA は 1 台(マルチコア)で実行
2: SDPARA は 複数台(しかもマルチコア)で実行

SDPA は1台で計算が出来るので、SDPA の計算サーバは 1 台だけ常時稼働させておく。一方、一般的には SDPARA の方が実行時間が長く、多くの計算サーバを必要とする(MPI 並列なので)。いつ計算要求が来るのかわからないのに常時多数の計算サーバを稼働させるのは電源等の無駄遣いなので、普段は止めておく。SDPARA の計算要求が来た場合に動的に計算サーバの確保や構築などを行う。
簡単にまとめると SDPA はプライベートクラウドで、SDPARA はパブリッククラウドで実行する。ただしパブリッククラウドAmazon 等ではなく、当面は研究室内のサーバで構築する。そしてこのパブリッククラウド用のサーバは普段は止めておく。