大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

近畿・中部への直下型地震

多くの人が家にいて電車や車もほとんど走っていない深夜に地震が来た方が被害が少ないというのが従来のイメージだったが、下記の大阪への直下型地震などでは木造家屋の老朽化などが原因となって、かえって午前5時などの時間帯の方が被害が大きいという想定が出ている。しかも死因は四分の三が火事ではなく、地震による倒壊と予想されている。だから住宅への耐震補強や家具の固定などで被害を減らせる可能性が高い。昔近くに住んでいた京都の花折断層での直下型地震でも 1 万人を超える死者が想定されている(確かに見るからに危険そうな建物が多く存在していた)。

大阪・上町断層帯地震、死者最大約4万2000人想定

 近畿、中部地方に集中する活断層の危険度を検討してきた政府・中央防災会議の専門調査会は1日、大阪都心部を走る上町断層帯による地震で、死者が最大約4万2000人、全壊建物約97万棟とする被害想定をまとめた。首都直下地震を上回り、国がこれまで行ってきた想定では最悪の被害。京都西山などほかに4断層帯で想定死者が1万人を超えた。揺れやすい地盤の上に、古い木造住宅が密集する地域が多い近畿圏の弱点を示した。
 対象は、規模の大きな地震を起こす恐れがあり、都市部に甚大な被害を及ぼすと見られる近畿8、中部5の計13活断層。昨年末にまとめた揺れの予測を基に、いろいろな季節や時間帯ごとに被害を想定した。人的被害が最大なのは、阪神大震災と同じ冬の午前5時に上町断層帯地震が起きる場合。マグニチュード7・6の大地震大阪府を中心に、首都直下地震による想定死者(約1万2000人)の3・5倍に当たる約4万2000人が犠牲になる。