大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

World Wind

最近、周辺では何でも何処でも(かなりつまらない物でも) Google Map で見に行くというのが流行っている。方向音痴の人は上空から見て北と上を常に関連付ける癖を付けたら良いと思うのだが。それとは別に World Wind という NASA が作成したバーチャル地球儀ソフト&サービスも使用している。特徴としては、
1: 複数の衛星画像を切り替えて表示できる
2: 一番早いデータで数時間前のデータを表示できる(雲の様子や一部の気温など)
3: 実際の衛星画像と調べたいデータを合成して表示できる
4: スクリプト(XML)が利用できて、オープンソースである。
などがある。それなりにパワーのあるマシンがあると使い勝手が良い。ここからダウンロードできる。
映画 13デイズでは、U2 偵察機で撮影したキューバの写真を顕微鏡を使って細かく分析するシーンが出てくる。方法は違えども今でも衛星画像解析とは地道で根気がいる作業なのだろう。こちらのデータベースによるとアメリカが保有している偵察衛星は光学衛星”キーホール”5機 + レーダ画像衛星”ラクロス”3機の計8機になっている(日本は光学衛星1機 + レーダ画像衛星1機)。しかしMTSAT でも様々な画像情報が手に入るし、米民間商業衛星の日中好天時の分解能はかなり高い。これからは衛星画像と用いた教育も必要だろう。