数理科学 2019年5月発売予定
特集:データサイエンスの数理
- 数理で読み解くデータの価値 -
予価:1,030円
<内容>
社会に溢れているデータから《価値》を引き出すことを目標に据えたデータサイエンスは昨今,広く知られるようになりました.データサイエンスの基礎にあるものは統計学はもちろんですが,モデリングの際に数理的な思考が必要になってきます.本特集ではデータサイエンスとその根底にある考え方について,経済バブル,脳科学,ネットワーク埋め込み,医療,人工知能など,実際の問題も交えて紹介していきます.
■特集
・「巻頭言」 山西健司
・「データとは何か?」
~「データの時代」を生きるために~ 竹村彰通
・「経済バブルの数理モデリング」 大西立顕、渡辺 努
・「変化検知から変化予兆検知へ」 山西健司
・「知識のベクトル空間埋め込みと可視化」 林 克彦、新保 仁
・「データサイエンスと最適化」
~ヒト・モノのモビリティの数理モデル~ 藤澤克樹、秦 希望
・「計算論的眼科学」
~データからの緑内障数理モデリング~ 朝岡 亮、木脇太一
・「エネルギー地形解析」 増田直紀
・「人工知能における多様性の考慮」 恐神貴行
■書評
・「基礎から学ぶ ファインマンダイアグラム」
~具体例から身につける計算手法~ 佐藤 丈
■連載
・「例題形式で探求する集合・位相 14」
~コンパクト空間~ 丹下基生
・「例題形式で探求する複素解析の幾何学 13」
~双曲幾何学とリーマン面(1)~ 志賀啓成