大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

SDPA と CSDP その2

某論文で SDPA 7.3.0 と CSDP 6.0.1 の実験結果が掲載されていたので前回は別の問題を使って追試を行なったのだが、今回は同じ問題を入手することができたので再度実験を行なった。どのようにソースからコンパイルしたのかわからないが、この論文のような SDPA と CSDP の性能差が出るとは考えにくい。

○問題 g1_050_050_005_100_1_CP.dat-s

SDPA 7.3.0 (デフォルト) : 1249.30秒
CSDP 6.0.1 (デフォルト) : 1421.32秒

SDPA 7.4β : 33.70秒
CSDP 6.1.1 : 100.52秒

○Magny-Cours 計算サーバ : (4 CPU x 12 コア = 48 コア)
CPU : AMD Opteron 6174 (2.20GHz / 12MB L3) x 4個
メモリ : 256GB (16 x 16GB / 1066MHz)
OS : Fedora 14 for x86_64