SDPA-GMP, QD, DD 7.1.2 を MPACK の 0.5.x に対応させたので、ホームページ上で更新を行った。現在 SDPA では NEC の4倍精度ライブラリを用いて、部分的に4倍精度化するという試みを行っているが、一般に公開出来ないので、その作業は MPACK で行うのも良い。いずれにしても高速化が鍵になる。GPU でこの種の多倍長計算を高速化できれば良いが実際には難しいだろう(多分 CPU で行った方が速い)。
特徴は以下のようになる。
* GMP/QD/DD統合サポートした。
* 64bit integer デフォルト。
* 75個 BLAS ルーチン複素数を含む、が完成した。
* 49個 LAPACKルーチンが完成, 461個が実装された。
* サンプルを加えた。