大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなど

旧名:最適化問題に対する超高速&安定計算

Larrabee(ララビー)

Penryn と違って科学技術計算系で期待が持てそうなのが、同じく Intel から出荷される予定の Larrabee(ララビー)である。以前 Intel が試作品として 80 コア(3.16GHz 1TFlops, 5.7GHz 1.8TFlops)の CPU を開発したが、その製品版と言えるものかもしれない。情報が現時点では少ないのでわからないことが多いが、この CPU は GPU の代わりに 3D 計算をすることも出来るが、GPU の代わりになるために開発されているわけではなく、科学技術計算も含んだもっと汎用的なチップとして開発されているようである。
ホモジニアスコアの方もオクタコア(8コア)まで進む予定らしいが、この Larrabee は Cell のようなヘテロジニアスコアかもしれない(32コア)。でも IA (Intel Architecture)ベースのコアなので単純な SIMD 演算用の Cell の SPE とは機能が異なるような気もする。いずれにしてもこの多数のコアでは SSE のような浮動小数点演算を高速する仕組みが入り、演算性能は 1TFlops に達するらしい。こちらは大変期待出来ような内容である。