映画

戦国自衛隊1549 を見に行ったので、今年の福井晴敏三部作の中の二つを見たことになる。ローレライは仮想戦記なのだが兵器システムが普通ではないのでSFの領域に入るだろう。戦国自衛隊は完全にSFの領域だ。両方ともオーソドックスな教科書的ストーリー展開でだいだい見ている人の予想通りに進んでいくと思う。ローレライはあんなサイバー兵器ではなく、ソナー波の反響を映像化するシステムぐらいにしておいた方が現実的で良かった。連続する奇蹟に次ぐ奇蹟で事実ならともかくフィクションだと興ざめする。戦争の悲惨さを訴えたいのはわかるが、現代のような時代&思想背景で進んでいくので空振りしている感じだ。戦国自衛隊は完全にSFの世界で何でもありなので、逆に難しいことを考えずに気楽に楽しめる。自衛隊の積極的な協力には頭が下がります。邦画もますます頑張ってください。

宇宙戦争http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/wow/main/は情報が少なくてよくわからないのだが、もっとつまらない映画も見ているし覚悟を決めて前売り券を買ってしまった。ダコダ・ファニングは昔の安達祐実みたいだ。一人宇宙人に異様に詳しい奴がいたが(ティム・ロビンズか?)、何者なのだろうか?