怪奇大作戦復刻版

怪奇大作戦は放送は1968年だが、全部通して見たのは(欠番24話も含めて)2000年ごろ。
[http://www.ucatv.ne.jp/~rydeen/SRI/index.html
その後はめきめきと実力を付けて、今では強豪揃いのオフ会に出ても十分通用するまでになった。
7話(青い血の女)なんかは、夜に真っ暗にして家で一人で見たら今でも結構怖いのでは。

ところで週刊少年キングに載っていた”怪奇大作戦”の復刻版(というか初単行本)が出たので手に入れた。
[http://www.tradersshop.com/manga/bin/showprod?c=9784775910443]
全話とも割とテレビ版に忠実に作ってあり(というかシナリオ台本に忠実なのか)、反対にテレビ版よりも内容が良いと思われる話もある(氷の死刑台とか)。いずれにしても今見ると60年代、70年代のマンガは表現がきつい(えぐい)と思う。例えばゲッターロボなんかと比べると現在過激と言われている映画やマンガも全く大したことは無いと思う。

小学校低学年の時に読んでトラウマになったのが、滅びの笛
[http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4418985328/qid=1117471587/sr=1-8/ref=sr_1_8_8/250-9501250-0354653]
私の実家の周辺が鼠軍団で壊滅します。本の帯には20億の鼠軍団と自衛隊の死闘を書いてありますが、本当の戦争よりももっと悲惨。滅びの宴という続編もあった。迫力、えぐさ、恐怖感、無力感でなかなかこれに勝るものは無いです。ラストはほぼ予想通り。前の大学で学生に見せたら、先生がこんなのを学生に見せたら駄目でしょと怒られたorz