最近読んだ本

1: ドラえもんプラス小学館):
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091433014/qid=1123354136/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-9848290-0979516
過去雑誌に掲載されたドラえもんの中で、単行本ドラえもん 1 ~ 45 巻に未収録の作品を集めた新シリーズ。以前のてんとう虫コミックスの方は、作者(藤本弘氏)が雑誌掲載作品の中から気に入った作品を選んでいたようで、新シリーズの方は今まで選ばれていなかった作品であるせいか内容的にはイマイチという印象を受ける。ただ、1970年から90年ぐらいまでの作品を特に分類もなく、ランダムに並べてあるので、今までの単行本にはない雰囲気があって面白いと思う。個人的にはドラえもんの新シリーズが出でくれるだけも良いですが。のび太というと劣等生の代表というイメージがあったが、一浪したのちに大学に進学、卒業(三流大学ぐらいらしいが、受験で入っているわけですね)、その後で就職、きれいな奥さんをもらって結婚、子供までいることを考えると現在の日本では劣等生に入らないどころか、並より上ではないか。

2: マンガ嫌韓流 (普遊舎):
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488380478X/qid%3D1123355304/249-9848290-0979516
この手を本を出版するのは大変勇気がいると思う。中身ではなくその点に共感したので購入してみた。内容的には特に間違いもなく、史実的にも本来ならば常識の範囲内ではないかと思う。この本によって今までの利権を奪われると思っている人達が過剰に反応しているだけだと思う。
ただ第8話の日韓併合と植民地政策のあたりで思うのだが、大量の資金(つまり日本の税金)を外国に持ち出して使用したのはやはり大失敗だったのではないか。当時から台湾、朝鮮に投資するならば、日本の東北、北海道地方に使うべきだという意見はあった。日本のどこに使うかはともかく、日本のお金は基本的に日本で日本人のために使うべきだというのは、今も昔も日本人が潜在的に持っている意見ではないかと思う(納税者なら当然ですが)。あれだけの大金を日本のインフラ整備や産業振興、軍備などに使ったらと思っている人は多い。外国からの資金、技術、人材で近代化しても依存関係から抜け出せず、結局その国のためにならないと思う。

3: 東京異常気象 (洋泉社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896919424/qid=1123356913/sr=8-2/ref=sr_8_xs_ap_i2_xgl14/249-9848290-0979516
かねてから湾岸地域に無計画に超高層ビルを建てるのは、海風を遮って夏のヒートアイランド加速させるのでまずいと思っていたら、その可能性は十分に高いらしい。北関東の異常高温も内陸性気候だけでなく、南から来る高温の海風も一因になっている。かつて東京は空も海も汚れていたが、それも相当浄化することに成功している。それと同じで、東京温暖化も近いうちに克服してもらいたいものだ。風水ではないが風の流れを考えることが重要。